【皮膚疾患の罠】なぜ「とりあえずステロイド」では根治しないのか?医療の実態と「八体質」食療養の可能性


「長年治らない皮膚炎や体の不調、実は体内の真菌(カビ)増殖が原因かも?」というお話のシリーズ最終話です!

今回は、多くの方が悩む「肌症状」の原因と対策、そして医療現場におけるリアルな実態についてお話しします。

目次


【実体験】

1. 既存治療の実態:「原因特定」なき対症療法のループ

肌トラブルと言っても、その症状は様々です。

  • 乾燥・カサカサ
  • 湿疹・ぶつぶつ
  • 浸出液が止まらないじゅくじゅくした潰瘍状態
  • 乾癬や汗腺の炎症 など

しかし臨床現場では、「何が本当の原因なのか」を特定する前に、ほとんどの場合「とりあえずステロイド+保湿剤(軟膏)」というセットが処方されます。

例えば、なかなか治らない水虫に対して、毎回培養検査まで行う医師がどれほどいるでしょうか?

「あれがダメなら、これ」という形で次々と強い薬が出されますが、本来は「原因」そのものを叩けば一発で改善するはずなのです。

2. 免疫抑制剤(ステロイド等)の仕組みと知っておくべきリスク

ステロイドをはじめとする「免疫抑制剤」は、体内の過剰な免疫反応を抑えるお薬です。病気と戦うための正常な防衛システムを「一時的に止める」役割を果たします。

代表的な免疫抑制剤と特徴

分類主な特徴・用途
カルシニューリン阻害薬T細胞の活性化を抑制。臓器移植後の拒絶反応防止や膠原病で使用。
ステロイド薬強力な抗炎症作用。免疫系全体の転写因子(NF-κB等)を見境なくブロック。
代謝拮抗薬リンパ球の増殖やDNA合成を阻害。難治性疾患や移植時に使用。
mTOR阻害薬リンパ球の細胞増殖を阻害。抗がん剤や移植後に利用。
生物学的製剤デュピルマブなど。アレルギー反応を惹起するIL-4/IL-13受容体をブロックし、IgE産生やバリア低下を抑制。

使用時の主な二大リスク(副作用)

  1. 日和見(ひよりみ)感染症のリスク
    免疫システム全体が物理的に大幅ダウンするため、普段なら害にならない菌やカビ(アスペルギルス、カンジダ等)、ウイルスに感染しやすくなります。
  2. 大腿骨頭壊死(大腿骨頭無菌性壊死)
    脂質代謝異常や微小血栓により、太い血管の行き止まりである「大腿骨頭」への血流が阻害され、骨髄内圧が上がることで圧迫、微小血栓により抹消血管の血流不足などが起きる。
    大腿骨頭は太い血管の「行き止まり(その先は細い血管)」の為、血流障害が起きやすく、ステロイドによる骨芽細胞のアポトーシスまで誘導されることから「大腿骨頭壊死(大腿骨頭無菌性壊死)」という大きな副作用が隠れている。

個人的な考えですが、「ステロイドを使ってから抗菌薬」というルートを辿ると、常に病原体に晒される中、防具(剣も盾もなし)ゼロ、兵士(免疫細胞)ゼロで戦場に放り出されるようなものだと感じます。

鍛えない筋肉が衰えるのと同様に、薬で抑え続けた免疫系は基礎力が落ちていきます。だからこそ「脱ステロイド」の過程は壮絶を極めるのです。

3. 根治を目指す臨床治療:「八体質医学」に基づく食療養

慢性化した皮膚トラブルの根治において、最も重要な鍵を握るのは『食療養』です。

ビタミンやミネラルのサプリメント、漢方薬も病態によっては有効ですが、それ単体では限界があります。なぜなら「人間の身体は日々の食事から作られている」ため、土台そのものを立て直す必要があるからです。

自分の「臓器の強弱」を知る「八体質医学」

食療養の根幹は「自分の体質に合う食材を選ぶこと」です。現在、臨床の場で大きな変化を出しているのが、東洋医学(韓医学)をベースとした「八体質医学」です。

  • 原理: 生まれ持った臓器の強弱(大小の偏り)によって人間を8つの体質に分類し、その人固有のバランスを「食」と「針」で整える。
  • アプローチ: 韓国の伝統的な脈診に加え、日本式では「ツボ刺激」を用いた測定を組み合わせることで、より正確に「体質に合う食療養メニュー」を特定する。

「ステロイドしかない……」と諦めかけていた患者さんが、この八体質に合わせた食療養を取り入れることで、明らかな改善を見せるケースが多く報告されています。

副次的な効果として、「疲れにくくなった」「気持ちが前向きになった」といった全体的な体調の底上げが期待できるのも特徴です。

4. 「急性期」と「慢性期」を正しく使い分ける

誤解してはいけないのは、西洋医学や薬を全否定するわけではないということです。

  • 【急性期特化】 西洋医学(ステロイド、鎮痛剤、消毒・軟膏など)
  • 【慢性期特化】 東洋医学・八体質食療養・栄養療法

「薬をやめるとすぐ元に戻る」状態は、すでに【慢性期】に突入しています。慢性期において急性期の治療(ステロイド等)を長期連用すれば、合併症や副作用のリスクばかりが高まってしまいます。

多くの医師が生活習慣や食事に深入りしないのは、彼らが「急性期治療のプロ」であり、「慢性期特化の食事療法」の現場や効果を知らない(専門外である)からです。

5. 『食』から考える菌ケア:「足し算」ではなく「引き算」

食療養が効果を出しやすいことは、臨床現場でもかなり確度の高い情報になりつつあります。

慢性的な肌トラブルを抱えている場合、まず考えるべきは「良いサプリを足すこと」ではなく、「合わないものや悪影響を与えるものを排除する」という【引き算】ベースの考え方です。

検証する際は、1つずつ2週間〜1ヶ月ほど実践し、効果を感じなければ次へ切り替えるというステップをおすすめします。

「食の引き算」4つの鉄則

  1. 腸(特に小腸)の酸性化を食い止める
    • NG(酸性食): 小麦製品(パン・パスタなど)、乳製品、加工食品
    • OK(アルカリ食・中和): 酢の物、梅干し、緑の葉野菜
  2. 菌のエサを断つ(菌由来のトラブルを見越して)
    • NG: 糖質全般(特に甘いお菓子や清涼飲料水は禁食)
    • 例外: 果物は少量ならOK
  3. 菌が繁殖する環境を作らない
    • NG: アルコール全般
  4. 細菌叢(フローラ)が整うまで菌由来の食べ物を避ける
    • 原則: 発酵食品やキノコ類など、菌そのものを多く含む食材は避ける。
    • 工夫: 醤油や味噌は必ず加熱してから使用。※納豆は菌が強すぎるためNG。

「一食くらい脱線してもいいやろ」と思いがちですが、ここが運命の分かれ道です(笑)。本気で治したいと切に願うなら、まずは上記の1〜4を1ヶ月間、バッキバキに徹底してみてください。

6. 我が家で実践したコンディショニングサポート

基本となる「食の引き算」を徹底した上で、我が家では以下の栄養素・成分をサポートとして投入しました。

実際に活用した成分と狙い

  • ボロン(ホウ素)
  • ビタミンD / ビタミンA(粘膜の修復と安定化を促進)
  • ナットウキナーゼ(日本キナーゼ)

アプローチの手順

  1. 【フェーズ1】 食改善によって真菌(カビ・酵母)を弱らせ、腸内細菌叢のバランスを整える。
  2. 【フェーズ2】 サプリメント(ビタミンA・D・ボロン等)で、ダメージを受けた粘膜の修復と恒常化を後押しする。
  3. 【フェーズ3】 ある程度改善が見えた段階で、微小血栓対策としてナットウキナーゼを投入。

このプロセスを進めたところ、開始から2週間後には通常食に戻しても、肌の赤みや黒紫化した変色が消退し続けました。

60歳を過ぎ、これまで健康のことなど微塵も考えてこなかった主人でさえ、ここまで顕著な結果が出ました。だからこそ、同じように悩んでいるどんな方にも「希望がある」と強く信じています。

人間の身体は「総合力」

筋肉だけを鍛えても、毎日カップラーメンを食べていては不健康になります。食事を完璧にしても、ネガティブなストレスまみれでは身体を壊します。

「一部分だけ」を取り繕っても、本当の健康は手に入りません。

薬に頼り切る急性期対応から抜け出し、自分の身体の「基礎力」を根本から鍛えていきませんか?


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