皮膚のトラブル「かびるんるん」シリーズ③

かび流行大賞!!〜体内のカビと薬剤耐性のリアル〜

今日はサクッと、でも深〜くカビの種類や症状をお伝えするよ👍

「長年治らない皮膚炎や体の不調、実は体内の真菌(カビ)増殖が原因かも?」というお話の続編!

目次


【実体験】

  • 1. 諸症状の原因が真菌(カビ)? なぜ病院の検査でわからないの?
    ⚠️ ステロイド(免疫抑制剤)との付き合い方
  • 2. 人体に影響のある「真菌(カビ)」図鑑
  • 3. 最強かびルンルン現る?!
  • 4. 真菌の「爆増」を引き起こす5つの要因
  • 5. まとめ:自分の自己治癒力を呼び覚まそう!

1. 諸症状の原因が真菌(カビ)? なぜ病院の検査でわからないの?

カンジダや水虫は外から見えるから認知度が高いけれど、前回お伝えしたようにカビは体の内側にも増殖します。 困った不調が体内の真菌増殖に由来することは意外と多いのに、病院で「真菌が多いですね!」と原因特定されることは滅多にありません。

なぜか?医学上「とりあえず〇〇っぽいから××してみようか」となりがちな理由は2つ。

  1. 検出の難しさ:顕微鏡検査だと検出率が低く、基本は「培養検査」を出さないと難しい。しかも培養だって100%ではなく、検体の採取場所や方法によっては漏れてしまう。
  2. お医者さんの業務が狂おしいほど忙しすぎる

「いや理由にならんろ!患者は命預けてんだ!」って思うよね。私も昔は「治す気があるなら原因を特定する努力をしてくれ!」ってキーキー言ってた時期もありました(そしてプライド高めな先生方にボロクソに言われました笑)。

でも、現場でボサボサの髪になりながら患者のために一生懸命働いている先生方を見ていると、申し訳なくなってくるのも事実。本当にリスペクトしかありません。

⚠️ ステロイド(免疫抑制剤)との付き合い方

数値上は炎症がないのに調子が悪い…となると、病院では「免疫反応を弱めましょう」とステロイド等が処方されます。

ステロイドがいつでもEverytime悪いわけじゃない。必要なのは【急性期】だけ。 何ヶ月も何年もステロイドを塗り続けるのは、トラブルを自ら大きくしている状態なんです(※理由は次の耐性菌へ!)。

2. 人体に影響のある「真菌(カビ)」図鑑

さぁでは専門的に参ります(笑)
図はざっと読み流してもOK。

トリコフィトン属
(Trichophyton)
T. rubrum, T. interdigitale など水虫(足白癬)、爪白癬、たむし皮膚の角質(ケラチン)を食べる真菌。水虫の大部分の原因菌です。
カンジダ属
(Candida)
C. albicans, C. auris などカンジダ膣炎、口内炎、カンジダ血症人の皮膚や消化管にいる常在菌。免疫低下時や抗菌薬使用時に増殖します。
アスペルギルス属
(Aspergillus)
A. fumigatus, A. flavus など肺アスペルギルス症、アレルギー性気管支肺アスペルギルス症自然界のホコリや腐敗物に生息。胞子を吸い込むことで肺に影響を与えます。
マラセチア属
(Malassezia)
M. furfur, M. globosa など脂漏性皮膚炎、マラセチア毛包炎、花月苔(風疹)皮脂を好む皮膚の常在菌(酵母様真菌)。皮脂分泌が多い部位でニキビ様の炎症やフケを引き起こします。
クリプトコックス属
(Cryptococcus)
C. neoformans, C. gattii肺クリプトコックス症、真菌性髄膜炎鳩などの鳥の糞や土壌に潜む菌。吸い込むと肺に感染し、脳(髄膜)に移行することもあります。
ニューモシスチス属
(Pneumocystis)
P. jiroveciiニューモシスチス肺炎主にAIDS患者や免疫抑制剤投与中の患者など、免疫力が著しく低下した際に発症します。
ミクロスポルム属
(Microsporum)
M. canis など頭部白癬(しらくも)、体部白癬主に犬や猫などのペットから人へと感染し、強い皮膚炎症を起こすことがあります。
エピデルモフィトン属
(Epidermophyton)
E. floccosum股部白癬(いんきんたむし)、足白癬皮膚の浅い層に感染する白癬菌の一群です。
ムーコル属 / リゾープス属
(Mucor / Rhizopus)
Mucor spp., Rhizopus spp.ムーコル症(接合菌症)土壌や有機物に存在するカビ。免疫不全者に急激で重篤な組織破壊感染症を引き起こします。

体内に侵入して重症化しやすい属:アスペルギルス属、クリプトコックス属、ニューモシスチス属、ムーコル属

両方の性質をもつ属:カンジダ属(表在性にも深在性にもなる)


まぁざっとこんな感じ。

真菌による表面症状的には、「地図状の赤班」「ガサガサ」「じゅくじゅく」「ニキビ様」「落屑/フケ様」などなどなど。粘膜系は「カンジダ」なんかが有名どころ。

3. 最強かびルンルン現る?!
「多剤耐性菌」って?

上記の表を見るように、たーーーーくさんあるわけだ。
「抗真菌薬」がメインで対処され、パパっと治ればそれでいい。
だがしかし、治らない・・・


「水虫ってわかってるのに薬で治らない…違う薬にしても治らない…」

そう、これが薬剤耐性菌
薬が効かないヤツがいるんだよね。WHO(世界保健機関)も耐性菌を一覧にして、最高レベルは耐性及び死亡率が高いことから「脅威」としているくらいなかなかの厄介者。

公式レポート(PDF/図表付き)WHO fungal priority pathogens list (WHO公式サイト)

WHOはあまり好きじゃないけれど、えヴぃでぇんすぅぅぅとかちゃんと理にかなった話は素直に聞いてます(笑)



聞いたことがあるかもしれない「脅威レベル認定の真菌たち」は次の4つ。

  • クリプトコックス・ネオフォーマンス (Cryptococcus neoformans)
  • カンジダ・アウリス (Candida auris)
  • アスペルギルス・フミガータス (Aspergillus fumigatus)
  • カンジダ・アルビカンス (Candida albicans)

だがしかーーーーし!!!

こんな重大事項なのに、病院を巡り巡った私にこれを教えてくれた先生は誰もいなかった。
「鳩の糞にまみれた現場作業の数週間後に倒れた」「呼吸も苦しくて歩けない」と伝えても、「クリプトコックスなんてあり得ない」とスルー。

だからこそ声を大にして言いたい。

みなさん。。。

「自分で知識を持ってください」


真菌(カビ)と人間の細胞は構造がめちゃくちゃ似ていると前回かな?お伝えしました。その影響で抗真菌薬は、「真菌だけピンポイントで撃ち抜く!」という精度を出すのが難しく、正常な細胞までダメージを受けてしまうという弱点があります。

⚠️ 抗真菌薬の副作用
抗真菌薬は外用薬と内服薬に分かれています。
外用薬については、正常な細胞を傷つけたりすることもあり、かゆみや赤味と言った副作用が出る事もある。しかし、ほとんどがステロイドの併用で処方されることが多い。
内服薬については、上記と同様に正常な細胞を傷つける恐れがあるという事。真菌と人間の細胞は作りが似ていることから、ピンポイントでそこだけ打つ!というには精度が足りないんです。更に内服期間が長い事から、耐性菌が出来る可能性も上がる。
更に全身性の副作用、薬剤相互作用による新規病態の起因となることなどを知っておかないといけません。
例)イトラコナゾール:肝障害  (+抗凝固薬 =出血リスク⇧)
  テルビナフィン :味覚障害 (+降圧薬  =腎毒性⇧)
  フルコナゾール :消化器症状(+免疫抑制剤=血圧低下⇩) etc.



以上から、抗真菌薬の耐性菌が出来る理由としては次の3つが原因と言われています。

・薬剤の不適切な使用 (過剰やステロイドとの併用など)
・治療期間の不足
・菌自体の進化 etc.

4. 真菌の「爆増」を引き起こす5つの要因

体内でカビが爆増する背景には、生化学的な腸内環境の乱れがあります。


【小腸悪循環のメカニズム】

胃酸過多・消化不全 ➔ 小腸が酸性化 ➔ 消化酵素(アミラーゼ等)不活化 ➔ 未消化の糖留置 ➔ 真菌が狂喜乱舞して爆増!

※健康時の小腸は弱アルカリ性~弱酸性。
※健康時の大腸は弱酸性。

⚠️ 体内の真菌を爆増させる5大条件

  1. 小腸内が酸性に傾いている(大腸菌類などの酸性が小腸へ流入)
  2. 真菌の大好物「糖(グルコース)」が豊富にある
  3. 菌バランスの崩壊(納豆やキノコなどの単一摂取による影響)
  4. 酸性食による消化不良と大腸の腐敗
  5. 有毒物質による善玉菌の機能低下

🍙 対策の基本は「洋食より伝統的な和食」!

腸活で誤解されがちなのが「酸性食」と「アルカリ食」。

  • 酸性食: パン、ヨーグルトなど
  • アルカリ食: 梅干し、野菜など

真菌はご飯として糖(グルコース)皮脂(ケラチン)が大好物。
小腸の弱アルカリ性が損なわれると消化酵素(アミラーゼ、トリプシン、リパーゼなど)が働かなくなり、分解されなかった糖を餌に真菌が元気を増して他細胞の居場所を奪う(=日和見感染・腸内フローラの乱れ)という悪循環が起きます。SIBOの人は糖を含む果物も制限対象に入ることがあるのはこういう事。

5. まとめ:自分の自己治癒力を呼び覚まそう!

西洋医学(急性期): 急激な炎症を抑える

食療養・栄養医学(慢性期): 体の土台を整え直す

どちらを選ぶかは本当に難しいし、渦中にいるときは冷徹に判断できるわけがない。はっきり言って、そこまでひどくない状態だとしても「メンタル的にまいってる」ってなったら、それは対症療法が必須だったりする。

やっぱり今の日本はストレスフル。だからこそ、みんなの免疫力がすっごく落ちてる。

物質的に言うならば、精神的ストレスが交感神経を刺激して、コルチゾール(ストレスホルモン)が発生することによる免疫低下。今まで多少の変化では問題の起きなかった「菌バランス」が崩れ、日々の生活の中で牙をむきやすい状態だと思う。東洋医学で言えば、「氣の流れ」が悪くなっている状態。

でもね、指を切ったとき、傷を治すのはバンドエイドじゃない。あなた自身の自己治癒力です。

25年飲み続けた精神薬(抗不安薬/ある意味自己免疫抑制の極み)の断薬離脱症状も経験してきたからこそ思う。

免疫を抑え続けるだけの状態から一歩抜け出してみませんか?

「でも、だって」という自己ストッパーを外して、一緒に歯を食いしばって原因を叩きに行ってみませんか?「本気で変わりたい!」という覚覚悟がある方には、出来る範囲ではありますが全力でお手伝いさせていただきます!



あなたの笑顔は、絶対に誰かを元気にする。

私の経験が、誰かの笑顔に繋がりますよーに!✨

(※私にわからない事はサプリメーカー、医師、研究者、分子栄養学アドバイザーへ直接アポ取って聞いてきます!お伝えできるのは薬機法の範囲内に限ります👍)

【目次・次回予告】

  • 『真菌/かび』とは?
  • 【実体験】主人の全身が紫色になっていく?!
  • かび流行大賞!
    • カビの種類
    • 薬剤耐性ー最強かびるんるん出現?!
  • かびルンルン撲滅大作戦が失敗・・・その理由とは?
  • 肌症状の原因と対策
    • 既存治療の実態
    • 臨床治療の実態
  • 『食』から考える菌ケア方法
    • 食の足し算・引き算
    • 我が家で実践した「栄養&コンディショニングサポート」(サプリや食材の選び方)

以上!!!
今回は同時に、
【発達特性(ADHD・ASD) 特性を武器にする自律コントロール!】
の記事も上げました👍


来週・日曜日は、かびルンルン シリーズ
【かびルンルン撲滅大作戦が失敗・・・その理由とは?】をお届けします~。


See you💗
Thanks for reading today too!
Have a great weekend!
びぇびぇ👋

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